A-TEC

A-TECギャラリー モーターファン必見!

  

 サーキットの血を引いた、生粋のスポーツマシン。6気筒エンジンを搭載したプリンス・スカイラインGTが、ポルシェと凄絶なトップ争いを演じて、「レーシングマシン」の伝説を作り上げたのが、1964年5月の第2回日本グランプリ。2000GT-Rは、それから5年後に後継機種として登場し、「ハコスカ」の愛称で、日本中の走り屋たちの熱い支持を集めた。

 心臓部は2.0リッター直6で、日本初のDOHC4バルブエンジン。160ps/7,000rpm、18.0kg-m/5,600rpmのスペックは、市販車では世界トップの実力を誇った。このエンジンは、ニッサンのレーシングマシン・R380のGR8型エンジンと基本設計を一にしている。

 ロングノーズのスポーティセダン、2000GTがベース。基本的にかっちりした4ドアセダンのデザインを採用しており、強力なエンジン、ミッション、足回りとのアンバランスがまたユニークな雰囲気をかもし出していた。「羊の皮を被った狼」と言われたマシンは数多いが、2000GT-Rはまさに「初代・羊の皮を被った狼」だった。

 

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