A-TEC
整備士という職人たち
レースメカニック

(第12期生 S62.3月卒業)
テクニカルサービスコウノ 代表(愛知)

 

お客様の要望にいかに迅速に的確に応えるかを常に考えて、お客様が満足できる車を提供していきたと思っています。



子供の頃から大の車好きで、高校卒業後は迷わず土岐自動車工学専門学校へ。卒業後、自動車整備士として自動車ディラー、外車販売店勤務などに勤務し、1997年に「テクニカルサービス コウノ」を開業。現在、レースカーのメンテナンス、カスタムカー製作などを中心に手がける。                            
■夢だったレースカーを扱う仕事に
車に興味のある人なら誰でも一度は憧れるレースカーやカスタムカー。河野さんはそのレースカーのメンテナンスやカスタムカーの製作を中心に行う「テクニカルサービス コウノ」を一人で切り盛りしている。「独立することは学校卒業当時からの夢。しかも、できるならスーパーカーを手がけたかったので、まさに夢がかなったっていう感じですね」という。好きなことだけに仕事は楽しくて仕方ないというが、レースカーは一般車とは違い事故のリスクが大きい。「平均でも180キロ、最高速だと270キロ以上出す。ちょっとした故障が命とりになるので、メンテナンスには細心の注意を払いますよ」。レース前のエンジン、ブレーキなどの調整・加工・テスト走行から始まり、レース中のメンテナンス、そしてレース後は部品の取り替えなど、レースの前後は他の仕事が一切できないほどの忙しさだ。「でも、自分の手がけた車がレースでいい成績を収めたときは、本当にうれしい。この仕事をしていてよかったって思う瞬間です」。                              
常に考えているのは、お客様の信頼に応える仕事をするということだ。「勤めているときもそうでしたが、特に独立してからは、お客様の要望にいかにスピーディーに的確に応えられるかをいつも念頭に置いて仕事をしていますよ」。それが信頼につながり、仕事へと結びついていくからだ。とはいっても、急なトラブルや依頼などは一人ではカバーしきれないこともある。そういう場合に備えて、同業者とのネットワークをしっかり確保している。「自分が対応できないからといって断ることはできません。同業者とのネットワークも生かして24時間体制で対応にあたっています。それにトラブルや要望によっては自分で対処できない分野だってあります。そういう時は、手早く専門の人に回すなど、早め早めの対処を心がけてますね」。迅速、確実な仕事をすること。河野さんは、それこそがお客様に満足いただけるサービスの基本だと考えている。

仕事では世界中のいろいろなメーカーの車を手がける。なかには、世界でも数台しかないという車もある。

それは整備士としては大きなやりがいだが、同時に幅広い知識も必要になってくる。さらに、次々に新しい車が出てくるので、常に勉強は欠かせない。しかし、「学校では世界中のいろんな車を使って実習をしていました。そんな学習環境でしたから、どんなメーカーの車にも対応できる技術力、応用力が養われたんだと思いますよ」。「テクニカルサービス コウノ」を立ち上げて6年。将来は、車の販売なども手がけ業務を拡大していきたいという。河野さんは、新たな目標に向かって今日も車の整備、製作に励んでいる。

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